| シュミランHOME > シュミランからのお知らせ | お気に入りに追加 |
趣味の作品展示コーナー展示期間:09/01〜09/30 New!
| ||||||||||||||||||
|
|
| □ | 2008年04月19日 20時42分 |
| 4/19(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 【傑作洋画篇その21】 - それでも生きている ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■怒りの葡萄(‘39:米) 監督:ジョン・フォード おススめ度:★★★★★ ※ 戦うことが生きること 刑務所を仮出所した男(ヘンリー・フォンダ)が、故郷のオクラホマに帰り、貧困からの脱出を目指す家族と共にカリフォルニア二を目指すが、そこにも「持てる者」の搾取と横暴が・・。家族を貧困のどん底に突き落としている社会の不正義と不条理に対し、普通に生きるための戦いに目覚めていく。ストーリー運びはテンポがよく、構成もしっかり。さすがジョン・フォード。あのアパッチをコレでもかと能天気に皆殺しにして勝利の雄叫びをあげる・・コレはコレで好きですが(笑)彼のもう一方の力量を再発見できる。映画ならではのメッセージ力、表現力をしっかりもった、これは傑作・・でしょ。・・ということで星5つ! ■欲望という名の電車(‘51:米) 監督:エリア・カザン おススめ度:★★★☆☆ ※停車駅の名は「墓場」 「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という駅で降りる・・というクレジットが冒頭に流れ、実際に「DESIRE」と書かれた電車が映し出される。(クール!)そこに乗車していたのは、若さと美貌の衰えを隠すために周囲を、そして自らをも偽り、遂には正気まで失って壊れていく女(ヴィヴィアン・リー)。物語は、女の性(サガ)を冷徹に描き、ひどく哀しいラストを迎える。一方で旦那の浮気や暴力に手を焼きなが、その都度何事もなかったかのように元の鞘に納まる妹夫婦を対比させることで、神が人間に与えた「欲望」の罪深さをクッキリと浮き立たせている。でも、ちょっと後味が・・でっ、星3つ。 【はみ出し情報】27歳のマーロン・ブランドがクール!「ゴッドファーザー」や「地獄の黙示録」で,彼を「不気味なおじさん」としか認識していない若い人は必見。惚れなおすこと必至。 ■居酒屋(‘56:仏) 監督:ルネ・クレマン おススめ度:★★★★☆ ※思い出だけが生の証 この映画、あなたが女性なら、絶対に落ち込んだときに観てはいけません。さらに落ち込むことを保証します(笑)。これほど女性が見て後味の悪い映画は皆無かもしれません?しかし、フランスの片田舎の生活臭がスクリーンに漂うような描写力には圧倒されます。そして、念願の晩餐会を開いた主人公の幸せそうな活き活きとしたシーンと、ラストの居酒屋の救いようのないシーンの対比は、ある意味見事!しっかし、男は悪いねえ。・・ということで反省も含め星4つ。 ■カビリアの夜(‘57:伊) 監督:フェデリコ・フェリー二 おススめ度:★★★★★ ※どっこい笑顔がある 主演は、あの大傑作「道」のジェルソミーナを演じたジュリエッタ・マシーナ。今回は、男に騙され続けても騙されていることに気づかないお人好しの娼婦役。生きることに不器用な彼女が幸せを求め続ける姿に、そして純粋な魂に心からエールを贈りたくなるはず。ラストでのあまりにも哀しい男の裏切り,奈落の底に突き落とされた彼女は、悲嘆にくれた帰り道で、出会った若者たちにふと天使のような笑顔をこぼし、観客は心地よい救いと希望をもらう。よい映画を見たという余韻・・フェリー二監督と、彼女の笑顔に星5っつ!! 次回は【傑作洋画篇22】 4/26(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.4.19 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年04月12日 19時12分 |
| 4/12(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その20】 - ハズレなしB・ワイルダー ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■ 七年目の浮気(‘55:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★☆ ※最強のマリリンと妄想 中年男性がみんな持ってる「浮気心」を妄想しまくる主人公の葛藤が面白おかしく展開する。何と言ってもマリリン・モンローの魅力が全開!あの、ちょっとおバカでかわいい、でも純粋なハートを忘れない、超セクシーな・・まさに史上最強のセクシーシンボル、マリリンにたっぷり会える。・・これだけでもおじさんは大満足・・でしょ^^。このマリリンの魅力を余すところなく引き出した監督はエラい。一つだけ言えば、ラストはもうひとヒネリ欲しかったかも・・だから4つ星! 【はみ出し情報】マリリンのあの超有名な、地下鉄の風に煽られたスカートを抑えるシーンがココで見れます♪このシーン、何度もCMで使われてますよね。 ■情婦(‘57:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★★ ※このラスト他言無用! 法廷を舞台にした作品と言えば、ストイックで硬めのストーリーを思い浮かべるが、この作品は、コミカルタッチで展開するにも関わらず、軸にあるのは超・本格的なサスペンス。ラストには思いがけない「どんでん返し」が用意され、すべての観客は唸らずにいられない。マレーネ・ディートリッヒのクールな佇まいそのものが、内に秘めた情熱の伏線となっており・・この辺りはスゴい。テンポもよく、映画的な構成もしっかり、非の付けどころがない。誰が何と言っても満点!そして必見!・・当然5つ星! 【はみ出し情報】「結末は絶対に話さないでください」・・の元祖? ■アパートの鍵貸します(‘60:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★★ ※ラブコメディ珠玉の1本! ラブコメディと言えば、前回このコーナーで取り上げた「昼下がりの情事」と、この作品は小生の大のお気に入り!この監督、この作品に限らずキワドい話(浮気、不倫、娼婦・・等)が多いが、すべてお洒落でおおらかで面白い・・しかも「外さない」・・この辺りがこの監督の真骨頂・・でしょ。とにかく、この作品が面白くない、胸がキュンとしない、という方は、一度お医者に見てもらう必要あり・・かも。面白い映画ないかな?という人に絶対のおススめ。・・だから星5つ! 【はみ出し情報】ビリー・ワイルダー監督と言えば、あの三谷幸喜が彼の大ファンということは有名な話。そういえば、双方の笑いのツボに共通するモノがあるような・・・。 ■あなただけ今晩は(’63:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★☆ ※軽妙洒脱なラブコメディ 娼婦に恋をした、生真面目で実直な元警官が巻き起こす珍騒動。ストーリーはマンガチックに徹しているが、そこはこの監督、並の喜劇では終わらせない。ミュージカルを思わせる絵づくり(ミュージカルではありません。念のため)、色彩(今回はカラー・・ヒロインがこだわるグリーンがとても印象的)、緩急自在な人間描写。さすが職人芸。・・ただし、この映画、ちと長過ぎ・・かも(140分くらい)。最後のヒネリも不要・・・故に星4つ。 【はみ出し情報】シャーリー・マクレーン・・いいですねえ。かわいいですねえ。・・ところで、この前に取り上げた「アパートの鍵貸します」のヒロインも彼女ってご存知でした?小生,このコラムを書くに至るまでウン十年間気づきませんでした・・たはっ(^^;。 次回は【傑作洋画篇20】 4/19(土)にロードショー。乞うご期待! |
| □ | 2008年04月05日 16時09分 |
| 4/5(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 【傑作洋画篇その19】 - ハズレなし・絶妙コメディ ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■ 黄金狂時代(‘25:米) 監督:チャールズ・チャップリン おススめ度:★★★★★ ※ 今見ても面白過ぎ! 80年以上前の作品だが、今観てもとことん面白い。サイレント(無声)映画を観たことがない人は、この作品から観ることをぜひおススめ!ハラハラドキドキの冒険あり、アクションあり、もちろん愛もあり・・サイレントならばこその説得力のある「絵づくり」と「ストーリー」が絶妙の構成で展開し、観る者に映画における「声」の必要性を忘れさせてくれる。なんと靴が美味しそうなこと。パンのダンスの面白さ・・まさにチャップリンの職人芸ここに至れり。・・故に星5つ! ■モダン・タイムス (‘36:米) 監督:チャールズ・チャップリン おススめ度:★★★★★ ※ 面白おかしく愛おしい 機械やオートメーション化に翻弄され、人間性を失いがちな現代社会を、70年以上前に予見し、この作品を撮ったチャップリンはやはりエラい!失った人間性を取り戻すのは、やはり「愛」と「希望」。人生は失敗の連続・・生きることが不器用な人にとって、この映画のラストシーンは忘れられないひとコマになるはず。映画の面白さの極地・・ということで星5つ! ※はみ出し情報:この作品、前述の「黄金狂時代」同様サイレントだが、1カ所だけチャップリンの生声が聴ける(どのシーンかは、観てのお楽しみ^^) ■昼下りの情事(‘57:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★★ ※ 絶妙のラブコメディ タイトルがアダルトチック(情事・・ちょっとセンスどうよ・・笑)・・ということで今まで観るのをためらっていた人も多いかも。・・でも中身は、とてもよくできたロマンチックコメディ。堂々とTUTAYAでレンタルしましょう(笑)。ここでは、またまたオードリー・ヘップバーンの魅力全開。話がちょっとデキ過ぎな気がしないではないけど、コメディってそんなもんでしょ(?)。この映画、監督もエラいが、役者もあっぱれ!主役の2人(オードリー&ゲーリー・クーパー)はもちろん、父親役のモーリス・シュヴァリエがいい味を出している。とにかくストーリー構成も、面白さも、お洒落度も最高・・で、5つ星! ■お熱いのがお好き(’59:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★☆ ※ドタバタ喜劇の最高峰 先の「昼下りの情事」から2年。この監督の手にかかるとハチャメチャなドタバタ喜劇も一流レストランの絶妙ディナーに変身してしまう。とにかく「ハズレ」のない監督(エラい!)。舞台は、シカゴの禁酒法時代、ギャングの殺人現場を目撃したバンドマン(トニー・カーティスとジャック・レモン)の逃走劇を軸に、マリリンモンロー扮する売れない歌手との恋愛が絡み、絶妙&抱腹絶倒のストーリーが展開する。2人の女装は笑えるが、時としてちとキモい。・・だから4つ星。 ※はみ出し情報:マリリンのあの有名な、超セクシーな歌がココで聴けます。ププッピドゥ♪ 次回は【傑作洋画篇20】 4/12(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.4.5 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年03月29日 17時55分 |
| 3/29(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その18】 - しみじみと名作に酔う ※今回取り上げた作品のキーワード:心に響く感動。人生捨てたもんじゃない。頑張る人へのご褒美。二級天使。オーナー大好き。名作中の名作。 ■素晴らしき哉、人生(‘46:米) 監督:フランク・キャプラ ※ 生きるという価値って 古い作品の上、題名もカタい(?)ことから、まだ観ていない人が多いかも。・・でも、ぜひ観てほしい1本。古臭さはみじんも感じられないし、映画のよさをあらためて認識できますよ。人間が生きる価値という普遍的なテーマを、映画ならではの表現で描き、ラストには嬉し涙の感動も用意してくれてます。神という名の運命が、次々と人に与える試練。そして夢と希望に対し、努力を惜しまない人にだけ与えられる「奇跡」という名のご褒美・・クリスマスにはきっと思い出す「天使のおじさん」が、とてもいい味出してます。天使は天使なりに頑張ってるんですね^^; ■ライムライト(‘52:米) 監督:チャールズ・チャップリン ※ 人生に必要なもの… 人生の哀しみ苦しみ、そして喜びを余すところなく描き切り、心に静かにしみわたる、チャップリン晩年の名作ですね。でも、チャップリン喜劇の面白さに慣れ親しみ、今回もソレを期待する人や、若い人の中には、この作品を評価し得ない人がいるかも。・・、この映画の味わい深さは、ある程度の年を重ねないと・・そんな作品なのかも知れません。(実は、小生もそうでした)「人生に必要なものは、勇気と想像力、そしてほんの少しのお金」・・劇中の名言です。ちなみに「愛」が入っていませんが、コレは愛の達人チャップリンにとっては、「言うまでもない」ということなのでしょう・・ね。 ■ペーパームーン(‘73:米) 監督:ピーター・ボグダノビッヂ ※誰もがきっと大好き これはもう、小生が愛する映画の筆頭に上げられる1本!この映画が嫌いという人にお目にかかりたいほど大好きな作品。ドジでセコいが憎めない詐欺男と、小憎らしいが憎めないませた少女との珍道中の物語。ライアン・オニールと、実の娘のテイタム・オニールの共演も話題だったが、何と言ってもテイタムの演技が絶品!(10歳でアカデミー助演女優賞受賞)・・笑いあり、感動あり、観終わってとてもよい気分になれる。これぞ映画の中の映画! PS:作品名にもなっている紙の月(ペーパームーン)の上に2人並んでいる有名なポスターのシーン、ただし、劇中では少女1人・・この辺りも心憎く、とてもお洒落! ■ニュー・シネマ・パラダイス(‘89:伊/仏)監督:ジュゼッペ・トルナトーレ ※余韻・静かに暖かく これも、小生が愛してやまない1本! イタリアの片田舎、映写技師と少年(主人公)との心の交流、映画への愛を軸に、家族愛、初恋・・と、生活感溢れるドラマが展開して行く。決して派手なパフォーマンスはないが、主人公が怠惰な人生の曲がり角で振り返る人生が活き活きと心地よいテンポで綴られていき、ラストには心憎いほど爽やかな感動で観る者を包み込んでくれる。これは、映画へのオマージュ(賛辞)、そして人間への讃歌。この1本、映画が好きな人なら必見・・でしょ。 次回は【傑作洋画篇19】 4/5(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.3.29 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年03月22日 22時11分 |
| 3/22(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その17】 - 自由への希求・・脱走 ※今回取り上げた作品のキーワード:自由への希求。男の生き様・・挑戦。自由であることの生の価値。自由のための死の価値。 ■大いなる幻影(‘37:仏) 監督:ジャン・ルノワール゙ ※ 平和への幻想と希望 第一次大戦下、ドイツの捕虜収容所に捕われたフランス人捕虜。意外におおらかで自由な収容所暮らしの中で育まれるドイツ将校との友情。しかし、脱走をきっかけに、双方の意思に反しながら生死を賭した「戦い」がまた再開する。主人公(ジャン・ギャバン)が終盤につぶやく「戦争はこれっきりにしたい・・」そしてもう一人が言う「それは、大いなる幻影だ」・・この言葉にこの作品の思いがすべて集約されている。監督は、あの画家のルノアールの息子・・だそうです。・・なるほど格調高し。 ■大脱走(‘63) 監督:ジョン・スタージェス ※ 脱走映画の代名詞 第二次大戦下、ドイツの捕虜収容所に送られた「脱走の要注意人物集団」(顔ぶれがすごい!オールスター総出演)が繰り広げる波瀾万丈の脱出劇。節々に多少大味なところはあるも、明るく活力ある筋運びは、娯楽映画と割り切ってしまえば十二分に楽しめる。スティーブ・マックイーンがバイクで国境を越えるシーンのフラッシュバックと共に、脱走映画の代表作として心に残る懐かしの1本。物語は、実話に基づいているとのこと(へ〜、事実は小説よりも奇・・事実として見直すとスゴい話ですね。) ■暴力脱獄(‘67:米) 監督:スチュアート・ローゼンバーグ ※ 自由への飽くなき挑戦 酔っぱらってパーキングメーターを壊しただけの罪(たしか2年くらいの刑期)で暴力渦巻く刑務所に投獄された男ルーク(ポール・ニューマン)が、母の死を契機に自由を求め、何度も死を賭した凄絶なチャレンジ(脱獄)を繰り返し、最後は刑務所仲間に伝説の男として語り継がれていく。・・自由を求める「人間」の飽くことなき不屈のスピリットを描き、強烈な印象と余韻が残る。知る人ぞ知る脱獄ものの秀作。 ■パピヨン(‘73:仏) 監督:フランクリン・J・シャフナー ※この凄絶な生き様! 南アのギアナ(当時はフランス領)の刑務所に、無実の罪で収監されたパピヨン(蝶)と呼ばれる男が、脱獄不可能と言われた監獄から脱獄を繰り返し、数十年の歳月を費やしついに自由を手に入れる物語。なんと言ってもスティーブ・マックイーンの存在感と、ダスティン・ホフマンの名演技が光る。2人の深い友情と、2人の間に次々と起きる様々な逸話ががこの物語の重要な中軸となり、物語に厚みを加えている。 ※残念情報:ラストシーンの海中に「異物」発見!気になる人は探して見よう。(見ないフリをした方がシアワセかも?) 次回は【傑作洋画篇18】 3/29(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.3.22 byオーナー高橋 |
105件中 71 〜 75件を表示しています
<<前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 次へ>>













