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趣味の作品展示コーナー展示期間:2/1〜2/29
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| □ | 2008年05月31日 16時22分 |
| 5/31(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その27】 - 極上の娯楽サスペンス ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■ガス燈(‘44:米) 監督:ジョージ・キューカー おススめ度:★★★★☆ ※ガス燈が揺らぐ夜・・ サイコ的な要素を含んだサスペンスの古典的名作。物語は1870年代のロンドン。当時の街並みの趣や、霧、ガス燈が醸し出すミステリアスな雰囲気・・ゾクゾク感・・これ、サスペンスの舞台として申し分なし。主人公(イングリッド・バーグマン)の不安定な精神状態(母の精神病歴に紐づく心の揺らぎ)を事件の伏線としてうまく使っており、過去の殺人(叔母が被害者)と現在とを結ぶ疑惑の糸が次第に明らかになって行く。ただ、途中で犯人もトリックもあっさり見えてしまう。一観客としては、もう少し引っ張ってもらって鮮やかに騙されたかった。・・ちょと惜しい・・ということで星4つ。 ■深夜の告白(’44:米) 監督:ビリー・ワイルダー おススめ度:★★★★★ ※完全犯罪の贖罪 小生の大好きな「外さない映画」の達人、ビリー・ワイルダー監督のクライム(犯罪)サスペンス。深夜にフラつきながら会社(生命保険会社)に入ってきた男が、録音機器のマイクを手に取り、ある告白を始める←つかみ完璧!観客は、「これから一体何が始まるのだろう」という期待感で画面にぐいぐい引き込まれます。ラブコメ作品が多い監督ですが、サスペンスを撮らせても超一級品ということを再確認!「眠くならずに、ややこしいことを考えさせられずに(笑)純粋に映画を楽しみたい」という方は必見!・・で、文句なしの星5っつ! 【はみ出し情報】この名匠にも師と仰ぐ監督がいる。その名はエルンスト・ルビッチ。ちなみにビリー・ワイルダーの仕事場には「ルビッチならどうした?」と書かれた額がある、というのは有名な話。 ■裏窓(‘54:米) 監督:アルフレッド・ヒッチコック おススめ度:★★★★★ ※監督と愉しむ覗き^^ 足を骨折してアパートの一室から出られない男(報道カメラマン)が、暇をもてあまし自室の窓から覗く向かいのアパート。その一室で突然起こる殺人への疑惑・・。「殺人」が三度の飯より好き(笑)で、凝り性で、ユーモアを欠かさない。映画はおもしろくなきゃ・・と、一貫して観客を楽しませるための映画を撮り続けたヒッチコックの面目躍如たる傑作。物語の中軸である殺人事件だけでなく、同じアパートに住む様々な人間模様も、短いカットの積み重ねできっちり描き、この辺りが作品の厚みを増している。ラストには、逃げようにも逃げられない状況化での緊迫感と、ニヤリと笑える「落ち」もちゃんと用意(どちらも骨折がキーワード)。この作品、監督自身もかなり愉しみながら撮ってますね・・絶対。監督の映画づくりの姿勢に敬意を込めて星5つ(ちょい甘め?)。 【はみ出し情報】カメラが主人公の一室から一歩も外へ出ていない(小生の見落とし?)。ヒッチコック、やはり凝り性だけに実験的手法にもちゃんとチャレンジしていますよね。 ■脱出(‘72:米) 監督:ジョン・ブアマン おススめ度:★★★★☆ ※究極の人間模様 この映画、公開時にはあまり脚光を浴びなかった(ような記憶が・・)が、不条理な出来事から端を発した殺人事件と、ギリギリに追いつめられた状況下で、自分たちの身を守るため、人間が生(なま)の感情をさらけ出して行く過程が面白く、観終わった後にきっちりインパクトの残る一本。身をかわす余地が限定された、川下りと言う非日常的な舞台設定の下で起こる出来事のすべてを説明しないことで、かえって彼らの不安定な心理状態が観る側にストレートに伝わってくる・・これサスペンスに必須。憎い演出が光る佳作・・ですね。ただし、一つだけ引っかかるのは、この映画、どうしても「B級映画」の匂いがつきまとうこと。なぜ?・・その理由を探すのも一興?・・星4つ・・かな。 次回は【傑作洋画篇28】 6/7(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.5.31 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年05月27日 20時00分 |
| ご登録いただいているサイト様へ重要なお知らせ。 |
| 本日、ご登録サイトの一部(17サイト)を非表示、または削除とさせていただきました。(非表示とさせていただいた基準は以下のとおりです。) 1.前回のアクセスランキング更新時(5/10)より、今回の更新時(5/24)の2週間の間、アクセス(IN)が「0」のサイト。 ※ただし、今回は暫定対応策として、現時点でアクセスが確認できたサイトは免除(表示)させていただいております。 ※現在非表示になっている場合でも、アクセスをお送りいただければ再表示されます。(ただし、削除対象=所定のバナーが貼られていないサイトを除きます) ※本件の対応内容につきましては、事前にご登録サイト宛にご連絡させていただいております。 本件、アクセスを恒常的にお送りいただいているサイト様と公平性を保つための措置ですので、ご理解ご了承のほどお願いいたします。 |
| □ | 2008年05月24日 17時30分 |
| 5/24(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その26】 - 正統派西部劇の魅力 ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■荒野の決闘(‘46:米) 監督:ジョン・フォード おススめ度:★★★★★ ※ すべてがOK牧場! 西部劇に不可欠な壮大な自然描写、登場人物たちの生の存在感。ストーリー展開、それを支える主題曲・・この映画、何と言っても全体的なバランスがGood!同監督の、あの「駅馬車(‘39)」と並び、これは西部劇史上に残る1本ですね(きっぱり)。面白いことに、主人公、ワイアット・アープ(ヘンリー・フォンダ)より、荒削りでクール(その割に情緒不安定?)なドク・ホリディ(ビクター・マチュア)の存在感が強烈で印象的。同様に、ヒロインのクレメンタインは、主題曲(愛しのクレメンタイン)となっているにも関わらず、存在感は薄く、ドクの愛人、酒場女チワワの方が印象的。・・脇役の存在感・・ジツは、これ結構「名作」といわれる作品に欠かせないエッセンスなんですよね。西部劇ファン必見の1本・・一押しの星5っ! 【はみ出し情報】この映画から10年後「OK牧場の決闘(‘56)」としてリメイクあり。ガッツ石松はどっちの映画を観てあの「OK牧場」を思いついたのか?・・は、小生まったく興味ありません(笑) ■赤い河(‘48:米) 監督:ハワード・ホークス おススめ度:★★★★☆ ※ 牛1万頭暴走のド迫力 この映画見逃してました。で・・TSUTAYAへ。ありました(感激)・・最近、DVDもクラシックが一気に充実されてきて「観たいものは絶対観たい!」という生来ワガママな小生にとっては嬉しい限り・・ということはさておき、とにかく1万頭の牛が大暴走するシーン・・CGなら簡単でしょうが・・もう実写では撮れないでしょうね。ココだけでも観る価値あります。絶対。物語自体も、西部劇にありがちなスーパーヒーローではなく、リーダーの資質やグループ内の相克を軸として人間臭い観点から描いているところが、西部劇としてはかなり新鮮。ただし、「あれれっ、コレで笑顔で終わっちゃうの。死んじゃった仲間はどうなのよ」的な(「アルマゲドン」的な?)ところがちょっと違和感ありっ!・・で、星4つ。 【はみ出し情報】小生が愛してやまない映画のひとつ「ニュー・シネマ・パラダイス(‘89:伊・仏)」の劇中の映画館「パラダイス」で上演されていました。←TSUTAYAへ走った理由です(笑) ■真昼の決闘(‘52:米) 監督:フレッド・ジンネマン おススめ度:★★★★★ ※ 人間の弱さと強さと 前出の「赤い河」同様、この映画にスーパーヒーローは登場しない。主人公も許嫁(いいなずけ)も、町の人々も、すべて「市井の普通の人間」。善くも悪しきも人間が描かれていること、それがこの映画の厚みを増し、西部劇史上に残る名作となりえた所以・・でしょ。ただ、マジョリティ(大衆派)とマイノリティ(少数派)に極端に分けすぎたきらいは否めず、せっかくの「ゆらぎ」の面白さがちょっと半減・・したかも。でも、でも、映像で真昼の暑さを体感させ、時計の歩みにジリジリ、ハラハラさせるこの演出は特筆もの。・・だから、あえて減点なし・・の星5つ! 【はみ出し情報】あの映画音楽の名曲「ハイヌーン」はココで聴けます。 ■捜索者(‘56:米) 監督:ジョン・フォード おススめ度:★★★★☆ ※抜群のストーリー性 ストーリーが面白い+演出にメリハリがあり途中で眠くならない(笑)・・コレ、小生の好きな映画の絶対条件。この映画、コレしっかり満たしてます。カラーで描かれた広大な荒野(ちなみに、前出の4本はモノクロ。名作といわれる西部劇はモノクロが多いんですよね。)、インディアンにさらわれた姪(ナタリー・ウッド)、それを信念と硬い意志を持って探し続ける男の中の男(ジョン・ウェイン!)困難な旅の末、やっと見つけた姪は、もはや「インディアン」となっていた。・・面白くないワケありません・・。唯一の不満をあえてあげればラストの盛り上がり不足・・かな。で、星4つ。 次回は【傑作洋画篇27】 5/31(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.5.24 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年05月17日 17時09分 |
| 5/17(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その25】 - パニックアドベンチャーの系譜 ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■ハリケーン(‘37:米) 監督: ジョン・フォード おススめ度:★★★★☆ ※ この台風、エラい! この台風がなぜエラいのか?・・CGで何でもアリがフツーになり、ちょっとやそっとの仕掛けや見せ方じゃ驚きも感動も薄れ、逆に映画としての醍醐味もなくなっていく・・という映画ファンにとってはトホホの現代・・。当然CGなど一切ない時代のこの作品、「どうやって撮ったの?」という驚きが面白さを倍加する。・・ということで、この映画はエラいのである!唯一の難点は、物語の筋運びが少々荒く、登場人物たちに深い感情移入がし難いところかな・・で、星4つ! 【はみ出し情報】以前このコーナーで紹介した、同監督の不朽の名作「駅馬車」は、この作品の2年後に撮られた作品だが、ラストの「締め方」がそっくり(粋な計らい)。見比べてみるのも一興? ■大空港(‘70:米) 監督:ジョージ・シートン おススめ度:★★★★☆ ※空港パニックの元祖 ウン十年前に見た映画で、細部は忘れてしまったが、とても面白かった記憶が・・。当時、まだ飛行機は乗ったことないシロモノだったし、パニックの舞台としての機内や空港は、未知の分野で、新鮮な驚きがあったからかも。その後エアポート’○○という作品がやたらと排出され・・当然食傷気味に・・。この映画、今観るとパニクり度やハラハラ感はぜんぜん大したことないのかも・・。ただ、様々な登場人物が織りなす人間模様と事件への関わり方がうまく組み合わされており、単なるド派手のパニックムービーとは一線を画していることも記憶に残るポイントなのだろう。・・思い出しながらのおススめなので、星4つ・・かな。 ■ポセイドン・アドベンチャー(‘72:米) 監督:ロナルド・ニーム おススめ度:★★★★★ ※ 海難パニックの傑作 最近のド派手な映画を見慣れている方、ここでちょっと落ち着いて考えてみましょう(笑)。大型の客船が座礁し転覆→逆さまになった船内から、外へ脱出するため船底(つまり、上・・ね)を目指し、ハラハラ、ドキドキの冒険が始まる。当然、船内の物はすべて上下が逆・・こんな物語の発想できます?しかも観ることで疑似体験ができちゃう。・・コレだけでも映画ってスゴいと思いませんか?小生、この映画を観ながらこのような感激を覚えた当時の記憶が今でも残っています。登場人物がしっかり描かれていることも、こけ脅しのパニック映画と一線を画す、見応えある傑作です。・・で、当然星5つ! 【はみ出し情報】 あのタイタニック海難事故が物語の下敷きになっている当時の大ヒット作品。「ポセイドン」のタイトルでリメイク版あり(’06年)。ただし、おヒマな方以外観る必要まったくなし。(きっぱり) ■タワーリング・インフェルノ(’74:米) 監督:ジョン・ギラーミン おススめ度:★★★☆☆ ※ 火災パニックの超大作 公開当時、映画館の大画面で観て「これだけオールスターが登場して、金はかかっていて大掛かりだけど、心に響くインパクトが・・どうも希薄」という漠然とした感想が残った。最近、DVDで再度観て・・原因が判明!劇中の各エピソードに特化した面白みがなく、全体的にドラマが表層的でメリハリに欠ける。パニック映画に不可欠な「コレでもかっ」というインパクト(ハラハラドキドキ感を維持する力)が足りない。主役の二人(S・マックイーン、Pニューマン)が、表面はカリスマ性を持っているにも関わらず、実際の活躍が中途半端・・この辺りでしょ。んっ、なぜおススめなのって?やはりCGのない時代にこれだけの高層ビル+火災パニック映画という新たなジャンルの基礎を作った記念碑的作品であり、一度は観た方が・・ということでご紹介。・・なので星3つ。 【はみ出し情報】結構辛口でご紹介していますが、なんのなんの、この作品、アカデミー賞にも作品賞初め複数部門でノミネートされている大ヒット作品・・なのです。・・んっ?。 次回は【傑作洋画篇26】 5/24(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.5.17 byオーナー高橋 |
| □ | 2008年05月10日 23時22分 |
| 5/10(土) 趣味のコンパス更新しました。(名画ミニ解説付き) |
| 趣味のロードショー:ミニ解説 by オーナー高橋 【傑作洋画篇その24】 -欲望という名の終着駅 ★ =オーナー独善的おススめ度(5つ星が最高) ■黄金(‘48:米) 監督:ジョン・ヒューストン おススめ度:★★★★★ ※ 砂金を巡る欲望絵図 映画の冒頭は、正義、友情、仲間を強調するシチュエーション。その布石が、後半の欲にかられた人間のあさましさを見事に浮き立たせている。ボギー(ハンフリー・ボガート)の悪役は、一見男くさいが、内面はさもしく、偏狭という、人間の表裏を演じて絶妙。古い映画だが今観てもまったく違和感がなく面白い。・・ということは、この作品が時代を超えた普遍的なテーマを持ち、骨組みがしっかりとした映画である、ということ。(←コレ映画にとって大事!)・・で、星5つ! 【はみ出し情報】岡本喜八監督の「座頭市と用心棒」(’70)のラストシーン(砂金が○○する場面)は、この映画と酷似。岡本監監督も好きな映画だったのかも。比べてみるのも一興? ■陽のあたる場所(‘51:米) 監督:ジョージ・スティーブンス おススめ度:★★★★☆ ※富と愛と心の総括 上流社会への憧れと、野心を胸に秘めた貧しい境遇の青年(モンゴメリー・クリフト)が、あるきっかけで目指した道に向かって歩み始める。その過程で得た純粋な愛と、その先に見つけたもう一つの「理想系の」愛。・・心揺らぐままに彼自身がとった究極の行動と、その結末は・・?この作品、決してメロドラマではない。真実をも超越する人間の相克と人間性の回帰を描いた格調高いテーマ性が胸にズシリと響く。・・星4つ。 【はみ出し情報】浦山桐郎監督の名作「私が棄てた女」(’69:原作は遠藤周作)のテーマは、この作品とほぼ同じ。観比べてみるのも一興? ■崖(‘55:伊・仏)監督:フェデリコ・フェリー二 おススめ度:★★★★☆ ※ 深き欲望と神の断罪 「神の存在と不在」・・この言葉がこの作品に当てはまるかどうかは?ですが、観終わって浮かんだイメージがこれ。貧しい人々を巧妙な詐欺で欺き、なけなしの金品を巻き上げ、罪のかけらも感じない主人公。最後に、彼は内なる神の啓示に気づきながらも、仲間を、そして観客さえも裏切り、破滅の坂道(崖)を転がり落ちていく。人間の業(ごう)を、一切のオブラートを排除して描ききった傑作。でも個人的には、同監督の大傑作「道」や「カビリアの夜」のように、最後にひとすじの救いが欲しかった・・かも。・・ということで星4つ。 ■太陽がいっぱい(’60:仏・伊) 監督:ルネ・クレマン おススめ度:★★★★★ ※煌めく太陽の光と陰 う〜ん。いいですねえ。空と海の青さが、ヨットが、そして太陽の目映さが・・。主人公(アラン・ドロン)じゃなくても、このリッチで解放感いっぱいの太陽の煌めきの下に身を委ね、きれいな女の子と何の心配もなくまったりしてみたい(笑)。・・という、誰もが憧れるシチュエーション。その太陽がはからずも生み出す陰・・青春の野望と挫折を描き(ラストにはクールなどんでん返しも)・・これはサスペンスドラマとして非の付けどころのない一級品ですね。映画史上に残る美しいニノ・ロータの哀愁漂う音楽も最高のマッチンGoo!・・でもって星5っつ! 【はみ出し情報】’99年に「リプリー」という作品名でリメイクあり。(リプリーは主人公の名前:主演はマット・デイモン)だけど、やっぱりアラン・ドロンでなきゃ・・(★★かな?) 次回は【傑作洋画篇25】 5/17(土)にロードショー。乞うご期待! 2008.5.10 byオーナー高橋 |
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